衛生管理の取り組み

新型コロナウイルス感染対策

親愛なる患者の皆様へお願い

新型コロナウイルス感染症対策として、院内感染防止の観点から細心の注意を払って矯正歯科治療にあたっています。
患者の皆様とご家族の健康をおまもりするために、皆様にも下記につき、ご理解とご協力をお願いします。

  • 熱・体調不良
    熱がある、体調がすぐれない方はご予約のキャンセルをお願いします。
  • 2週間の経過観察
    2週間以内に海外から入国された方、コロナウイルス感染者とコンタクトのあった方は来院をご遠慮ください。
  • 来院前歯みがき
    来院前に入念な歯みがきをお願いいたします。
    (来院前の歯みがきが出来なかった方は、来院後に歯みがきをお願いしています)
  • 手洗い・うがい
    来院後直ちに専用コーナーでの手洗い、うがいをお願いしています。
  • 矯正装置を壊さない
    エアロゾルを発生させない様に矯正治療を行っています。皆様におかれましては器具を外さない様、固いもの、器具が取れやすいものを摂取しないよう今まで以上に注意してください。また、矯正装置を壊さない様日々の取り扱いにも細心の注意を払ってくださる様お願いいたします。
  • 換気
    十分な換気のために診療室の窓を開けて治療を行っています
  • ソーシャルディスタンス
    より一層の院内感染対策の為に、通常よりもアポイント数を制限していますことをご理解いただきたく存じます。

当院の院内感染予防対策

  • 標準感染予防策(Standard Precaution)
  • ディスポーザブル用品(ヘッドレストカバー、エプロン、紙コップ、歯面清掃用プラシ、手袋等)の使用・患者毎の交換
  • 薬液による歯科用チェアーの患者毎の清拭
  • 使用器具の高圧蒸気滅菌・エチレンオキサイドガス滅菌・薬液滅菌と患者毎の交換
  • リネン類の消毒
  • 薬液による床、家具の清拭(診療前、昼、診療後)
  • 待合室、診療室でのソーシャルディスタンスの確保
  • 治療時以外の院内でのマスクの着用(患者・ご家族の皆様)
  • 事務員の在宅勤務
  • 出勤者の体温測定

院内の感染対策、予防

当院では安全、安心な治療を患者様に受けていただけるように最新の滅菌、消毒システムを導入し、徹底した衛生管理のもと院内感染等の防止に努めます。

滅菌機

サンクレーブ クラスS滅菌機

滅菌バッグ

滅菌バッグ

Miele 洗浄消毒機 ジェットウォッシャー

消毒・滅菌の国際規格ISO15883に定められた「熱湯93℃+5分間」の条件をクリア。歯科治療で使用する器具の洗浄→すすぎ→消毒→乾燥を自動で行う熱水洗浄消毒機です。
感染の原因となる落ちにくい血液や唾液、タンパク質汚れもしっかり洗浄します。

治療画像
治療画像

DentsplySirona DACユニバーサル

コンビネーション・オートクレーブDACユニバーサルは、歯を削る機器(タービン、コントラ、ストレートハンドピース)の洗浄(内外部)・注油・滅菌(内外部)を自動で行う滅菌システムです。
一度に6本のハンドピースを約20分で洗浄・注油・滅菌できます。
歯科医院で歯を削る機器をタービンといいますが、そのタービンを完全に滅菌できるものです。

治療画像

洗浄・注油・滅菌工程

① 注水回路を洗浄

滅菌機

1. 漏出テスト
2. 内部洗浄:注水回路を冷水洗浄

② 自動注油

滅菌

3. 注油:駆動回路を注油
 (次回の治療1回分)

③ 外部洗浄

滅菌機

4. 機器外部をパルス洗浄
 (複数サイクルの繰り返し洗浄)
5. 冷水~温水による外部洗浄
6. 134℃まで加熱

④ 滅菌

滅菌

7. バックフラッシュ
 (機器内部に飽和蒸気を通気し
  滅菌)
8. 外部滅菌:134℃まで加熱

※滅菌処理はヨーロッパ標準EN13060のクラスSをクリア。
※洗浄は国際規格ISO15883-5をクリア。

歯科医院において、交叉感染の可能性が高い器具は歯を削る機械(ハンドピース)とされており、複雑な内部構造のため、汚れや細菌が付着しやすいです。オイル、切削カス、血液細胞、唾液などを取り除くには適切なクリーニング作業が必要です。
このクリーニング作業を手作業ではなく機械で自動的に行うことでスタッフの安全性の向上にもつながります。

【参考】歯を削る機器の使い回しの報道