ホワイトニング
オフィスホワイトニングとは
薬液を歯に塗り、さらに薬剤の効果を高めるため光を照射して短期間で歯を白くします。 ホワイトニングは歯科医院で行いますが、一度で希望の白さにならない場合には数回通院する必要があります。 また、色の後戻りが起こるというデメリットもありますので、ホームホワイトニングと併せて行うコースもあります。
ホームホワイトニングとは
自宅で行っていただく歯のホワイトニングで、ご自身でトレー(マウスピース)中に薬液を入れ、規定時間(数時間~)装着する方法です。
当院がお勧めしておりますOpalescence(オパールエッセンス)は、短期間で安全かつ効果的に自宅でホワイトニングができるもので、
審美歯科の先進国アメリカの Ultradent Products, Incで販売され、アメリカをはじめ各国で幅広くの方に支持されるとともに、
日本でも歯科医師からだけでなく患者様からも支持を得ているシェア率の高いホームホワイトニング剤です。
オフィスホワイトニングとの違い
ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと違い、過酸化尿素というマイルドな薬剤を使いながら時間をかけ白くしていきますので、白さが実感できるまでに時間がかかります。オフィスホワイトニングで白くした歯を保つのに効果的です。
ホームホワイトニング手順
- トレー(マウスピース)を作製するために歯型を取ります。(30分)
- 1週間後、出来あがったトレーと薬剤をお渡しします。
医師が薬剤の使用法について説明します。(30分)
ホワイトニングのリスクと副作用
- ホワイトニングの効果には個人差があり、効果が永久に続くわけではなく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
- ホワイトニング治療を受けることで起こり得る副作用には、知覚過敏、色ムラ、そして色の後戻りなどがあります。
また、歯髄炎・口腔粘膜炎・歯茎の灼熱感・吐き気がするなどの症状がでることがあります。
色ムラに関してはホワイトニングを続けていくことで目立たなくなることが多いです。
ホワイトニングで効果が出ない方
- 人工の歯の方(入れ歯、差し歯、被せ物):人工の歯を白くすることはできません。
- 歯の神経を抜いてしまった方:神経を抜いた歯の黒さを白くする方法はウォーキングブリーチと言い、オフィスホワイトニングとは別のものになります。
- 抗生物質の影響による歯の変色(テトラサイクリン):抗生物質の影響で歯の変色が強い方はホワイトニングの作用が出にくいと言われています。
ホワイトニングができない方
- 無カタラーゼ症の方:ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がない「無カタラーゼ症」の方は万が一体内に取り込まれると、分解されずに残留してしまい、口腔壊死に至る可能性があります。
- 妊娠中や授乳中の方:避けていただいたほうがよいでしょう。
- 歯にヒビがある方:ホワイトニング剤の強い刺激がヒビから入り、歯がダメージを受ける可能性があります。
ホワイトニングの価格
- ホームホワイトニング:
- 33,000円(税込み)
- オフィスホワイトニング:
- 33,000円(税込み)
- 両方される方:
- 55,000円(税込み)